仮想通貨のステーキングは、保有するだけで利回りが得られる運用方法です。銀行預金と比べ高い利率の不労所得を得られるのが特徴です。
とはいえ、ステーキングと聞いたことはあるけど、「実際にどうやって始めたらいい?」「銘柄や取引所は何を選ぶべき?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、仮想通貨のステーキングについての基礎知識やメリット、デメリット、おすすめの取引所まで詳しく解説します。
本記事を読むことで、ステーキングについての理解が深まり、資産運用の幅が広がるだけなく、効率的に資産を増やせるので、ぜひ最後まで目を通してください。

ステーキングの知識を身に付けて、資産を増やす方法の幅を広げましょう!
なお、ステーキング以外の項目で仮想通貨取引所を選びたい方は「【2025年最新】仮想通貨取引所おすすめ比較ランキング」を参考にしてくださいね。
仮想通貨のステーキングとは?
仮想通貨のステーキングとは何か、基本的な情報について触れていきます。
仮想通貨のステーキングの基礎知識
ステーキングとは、保有する仮想通貨を専用のウォレットやステーキングプールに預けることです。
預けられた仮想通貨は、ネットワークの安全性を守る役割を果たします。
ステーキングの主な特徴は以下の通りです。
- PoSを採用した仮想通貨のみ可能
- 一定期間の預け入れが必要
- 預け入れ量と期間に応じて報酬率が決まる
- 複利効果で資産が増える
- 不労所得を得られる
ステーキングに参加することで、インターネット上の資金移動のチェックに関わることになり、その報酬として新たに発行される仮想通貨を受け取れます。



仮想通貨を「働かせる」ことができる仕組みと覚えておきましょう!
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仕組み
PoSは、ビットコインなどで使われているPoW(プルーフ・オブ・ワーク)と異なるコンセンサスアルゴリズムですが、どちらも分散型ネットワークのセキュリティを安全に保つために使用されます。
PoSやPoWの仕組みは以下の通りです。
種類 | 仕組み |
---|---|
PoS | 仮想通貨をステーキングしている量が多ければ、記録する権利を得る可能性が高くなる |
PoW | 計算問題を最初に解いたマイナー(参加者)が、記録する権利を得る |
そして、PoSの主なメリットは以下の通りです。
- マイニングに必要な電力消費が抑えられる
- 多くの人が参加可能なシステムを作れる
- 仮想通貨を保有していれば参加できる
- コインを保有していればネットワーク維持に貢献できる
また、PoSを採用している代表的な仮想通貨には、イーサリアムやカルダノ、ポルカドットなどが挙げられます。
ステーキングとレンディングの違い
仮想通貨の運用方法として、ステーキングと並んでよく聞かれるのがレンディング(貸し付け)です。
レンディングは、保有する仮想通貨をほかのユーザーや取引所に貸し付けることで利息を得る仕組みです。
ステーキングとレンディングの主な違いは以下の通りです。
ステーキング | レンディング | |
---|---|---|
対象通貨 | PoSを採用している仮想通貨のみ | 幅広い仮想通貨 |
リスク | 価格変動、スラッシング | 価格変動、貸し倒れ |
参加方法 | 所有している仮想通貨を預ける | 所有している仮想通貨を貸し付ける |
ネットワークへの貢献 | 直接貢献あり | 直接貢献なし |
報酬 | 新規発行コイン | 借り手からの利息 |
それぞれメリットとデメリットがあるため、自身の投資スタイルに合った方法を選びましょう。



ステーキングはブロックチェーンネットワークの維持に直接貢献できるので、投資以外にも意味があるといえますね!
仮想通貨でステーキングのメリット
仮想通貨のステーキングは、現物取引とは違ったメリットが多くあります。
ここでは、ステーキングのメリットについて詳しく解説します。
不労所得が得られる
ステーキングの大きなメリットは、仮想通貨を預けるだけで報酬を得られる点です。
報酬が得られるのは、株式の配当金や不動産の家賃収入のような不労所得と似ています。
- 一度設定すれば手間がかからない
- 定期的に報酬が発生
- 専門知識や特別なスキルがいらない
- 時間に縛られない資産運用ができる
- 副業として始めやすい
不労所得を得られるメリットにより、本業とは別の収入源を手に入れられます。



仮想通貨のステーキングは、「デジタル世界の不動産投資」のようなものです。
複利効果で資産増加が期待できる
ステーキングは、受け取った報酬を再びステーキングに利用することで、複利効果を得られます。
つまり、元本に対する報酬だけでなく、前回の報酬に対しても利子が加わるため、長期的には資産が雪だるま式に増えていくのです。
運用期間 | 単利計算 | 複利計算 |
---|---|---|
初期投資 | 10万円 | 10万円 |
1年後 | 10.5万円 | 10.5万円 |
3年後 | 11.5万円 | 11.58万円 |
5年後 | 12.5万円 | 12.76万円 |
10年後 | 15.0万円 | 16.29万円 |
例えば、年利5%のステーキングに10万円を預けた場合、1年後には10.5万円(5,000円の報酬)になります。
10.5万円をさらにステーキングに回すと、2年後には11.025万円(5,250円の報酬)に増え、同じ年利でも報酬額が増え続けるのです。



複利は時間をかければ、より効果を発揮します。
銀行預金より利回りが高い
ステーキングの報酬率は、銀行預金の金利と比べて高いのが特徴です。
銀行預金の利回りが0.01%程度であるのに対し、ステーキングは通貨や条件にもよりますが、年率で1%から10%以上の報酬を得られることも珍しくありません。
金融商品 | 年利 |
---|---|
普通預金 | 0.001~0.02%程度 |
定期預金 | 0.01~0.1%程度 |
国債 | 0.1~1.2%程度 |
株式配当 | 1~3%程度 |
仮想通貨のステーキング | 1~15%以上 |
ステーキングに参加することは、ネットワークの安定性と信頼性を高めることに繋がるため、高めの報酬が用意されているのです。



例えば100万円を預けた場合、銀行預金なら年間100円程度ですが、5%のステーキングなら5万円も得られます。
初心者でも簡単に始められる
ステーキングは、仮想通貨取引の中でも初心者でも簡単に始められます。
多くの取引所がステーキングサービスを提供しており、専用のウォレットに通貨を預けるだけで参加できるのが特徴です。
取引所 | 最低ステーキング額 | 主な対応通貨 |
---|---|---|
GMOコイン | 0.001ETH~ | ETH, SOL, ADA, DOTなど |
SBI VCトレード | 0.001ETH~ | ETH, XTZ, ADA, DOTなど |
BITPOINT | ー | ETH, IOST, QTUMなど |
また、最低ステーキング量が設定されていない取引所も多いため、少額から気軽に始められます。
仮想通貨取引の中では、トレードのようなテクニカルな分析や予測がいらないので、投資初心者にもおすすめの運用方法といえるでしょう。
分別管理で安全性が高い
国内仮想通貨取引所では、ユーザー資産を取引所の自己資産と分別して管理することが義務付けられています。
分別管理をすることで、取引所が倒産した場合でもユーザ資産は保護されるのです。
- ユーザー資産の保護
- コールドウォレットで管理
- 日本では法律により分別管理の適用が義務化
- ステーキング中も分別管理の対象
ステーキングに利用する通貨も、分別管理の対象となります。
つまり、取引所の財務状況に関わらず、預けた通貨が守られる点が、大きな安心材料といえるでしょう。



国内仮想通貨取引所は厳しい法律の下で運営されているため、海外取引所より安心して利用できます。
仮想通貨でステーキングのデメリット
仮想通貨のステーキングはメリットだけでなく、デメリットもあります。
ここでは、ステーキングの主なデメリットを解説します。



メリットを十分受けるために、デメリットも理解しておきましょう。
ステーキング中は仮想通貨を動かせないケースもある
ステーキングに預け入れをしている間、預けた仮想通貨を引き出したり、売買したりできない場合があります。
預け入れ期間は「ロックアップ期間」と呼ばれ、通貨や取引所によって数日から数ヶ月と幅があります。
例えば、Coincheckでコスモス(ATOM)をステーキングする場合のロックアップ期間は、最短21日です。
またロックアップ期間中は、仮想通貨の価格が大きく変動しても資産を動かすことができません。
例えば、価格が下落した際に損切りができなかったり、価格が上昇した際に利益確定ができなかったりします。



ステーキングの際はロックアップ期間の確認が重要です。
短期期間では利益が少ない
ステーキングの報酬率は高く設定されていますが、短期的には大きな利益を得るのは難しいです。
なぜならステーキングは、複利の効果で資産を増やす運用方法だからです。
運用期間 | 報酬額 | 増加率 |
---|---|---|
1ヶ月間 | 約42円 | 約0.42%増 |
1年間 | 500円 | 5.0%増 |
3年間(複利) | 1,576円 | 約15.8%増 |
5年間(複利) | 2,763円 | 約27.6%増 |
10年間(複利) | 6,289円 | 約62.9%増 |
つまり資産を増やすのに時間がかかるため、数日や数週間といった短期間で大きな利益を狙いたいトレーダーとの相性は良くないといえます。
ステーキングで利益を積み上げるなら、時間をかけて運用しましょう。
対象となる仮想通貨が限られている
ステーキングは、PoSを採用した仮想通貨でのみ可能な運用方法です。
ビットコインのように、PoWを採用した通貨では利用できません。
現在、ステーキングに対応している主な銘柄は以下の通りです。
- イーサリアム(ETH)
- カルダノ(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- テゾス(XTZ)
- コスモス(ATOM)
ステーキングで運用できる通貨の種類は限られてるため、自身の投資方法に合った通貨を見つけるのが難しい場合もあります。



ビットコインのようなメジャーな仮想通貨でステーキングができない分、PoS採用通貨の価値が今後高まる可能性もあるでしょう。
報酬率が下がる可能性もある
ステーキングの報酬率は、通貨の価格やステーキング参加者数によって変わるため、期待していた利回りが得られなくなる可能性もあります。
報酬率が下がる主な原因は以下の通りです。
- ステーキング参加者の増加
- 仮想通貨の発行量の減少
- 競合プロジェクトとの利回り競争
- プロジェクトの成長
- 市場価格の下落
具体的には、ステーキング参加者が増えると1人あたりの報酬が減少したり、通貨の価値が下がることで報酬の価値も目減りしたりするケースが挙げられます。
報酬率の変動リスクを考えたうえで、対応が求められます。



報酬率は長期的には下がる傾向があることを理解しておきましょう!
仮想通貨でステーキングする際のポイント
仮想通貨のステーキングを始める際は、確認しておくべきポイントがあります。
ここでは、ステーキングを行う前にチェックしておくべきポイントを解説します。
ステーキングの利回りを確認する
ステーキングを始める前に、まずは銘柄の利回りを確認しましょう。
利回りは、年間の報酬率を示す指標で、「APY」や「APR」などの表記で示されます。
- APR(Annual Percentage Rate):単利計算の年間利回り
- APY(Annual Percentage Yield):複利効果を含めた年間利回り
一般的にAPYの方が高い利回りを示しますが、リスクも高くなります。
APRとAPYの違いについても理解しておきましょう。
項目 | APR | APY |
---|---|---|
計算方法 | 単利計算 | 複利計算 |
報酬の再投資 | 含めない | 含める |
実際の収益率 | 低め | 高め |
利回りの高さだけでなく、価格変動のリスクや条件なども含めた判断が大切です。



同じ5%の利回りでも、APRとAPYでは実際の収益が大きく変わります。
成長する可能性がある仮想通貨銘柄を選ぶ
ステーキングでは、通貨を長期的に保有することになるため、将来性のある通貨選びが重要です。
以下のような点から、通貨が成長するか見極めましょう。
- プロジェクトの目的や独自性があるか
- 開発チームは信頼できるか
- 大企業と連携しているか
- コミュニティは活動しているか
一時的に注目されているかだけでなく、上記の点も判断したうえで、長期的に成長できる通貨を選ぶことが大切です。



例えばイーサリアムのような大型プロジェクトは安定性があり、初心者におすすめです。
仮想通貨取引所が対象にしているステーキング銘柄を選ぶ
ステーキングを始める際は、取引所が対応している銘柄を選ばなければ、ステーキング自体ができません。
なお、ステーキングに対応している銘柄は取引所によって異なります。
以下は、国内仮想通貨取引所がステーキングに対応している銘柄の例です。
取引所 | ステーキング対応銘柄 |
---|---|
Coincheck | ETH、ATOM、XTZなど |
GMOコイン | ETH、SOL、XTZ、ADA、ATOM、DOTなど |
DMM Bitcoin | ETH、ATOM、XTZ、SOL、ADA、DOTなど |
BitPoint | ETH、ATOM、XTZ、IOSTなど |
ステーキングを始める際は、自身が利用している取引所や利用予定の取引所がステーキングに対応しているかを確認しましょう。
また、対応している銘柄が少ない場合は、他の取引所の利用するのも1つの方法です。



複数の取引所に口座を開設しておくと、ステーキングで選べる銘柄が増えるだけでなく、リスク分散にもなります。
仮想通貨のステーキングに対応しているおすすめの取引所ランキング
ステーキングを始めるなら、ステーキングに対応している仮想通貨取引所を選ばなければなりません。
ここでは、国内でステーキングサービスを提供している取引所をランキング形式で紹介します。
おすすめの取引所ランキング
1位: SBI VCトレード


SBIグループが運営するSBI VCトレードは、ステーキング対応銘柄が多い仮想通貨取引所です。
取扱銘柄が多いため、自身に合った銘柄を選んでステーキングできるでしょう。
ステーキングできる銘柄 | ETH、SOL、DOT、ADA、XTZ、AVAX、OAS、XDC、ATOM、FLR、APT、HBAR、NEAR、TRX |
---|---|
年率 | 1~18% |
ステーキング手数料 | ステーキング報酬額の25% |
ロック期間 | なし |
報酬受取日 | 翌月15日まで |
また、大手金融機関が運営しているので、大きな信頼につながり、安心して取引できるといえます。
加えて、ステーキング以外にもレバレッジ取引や貸仮想通貨にも対応していることから、SBI VC トレードだけで取引したい方にとってメリットといえるでしょう。



大手金融グループの安心感やステーキング対象銘柄の多さを重視したい方はSBI VC トレードがおすすめです!
2位: GMOコイン


GMOインターネットグループのGMOコインは、信頼性の高い仮想通貨取引所です。
入金手数料も無料のため、手数料をかけずにコスパ良くステーキングできます。
ステーキングできる銘柄 | ETH、SOL、DOT、ADA、XTZ、ATOM、XYM、QTUM |
---|---|
年率 | 1~15% |
ステーキング手数料 | ステーキング報酬額の28%(キャンペーン期間の手数料割引きあり) |
ロック期間 | なし |
報酬受取日 | 毎月10~17日の間 |
特にGMOコインは、操作画面が使いやすく、チャート機能や取引ツールがが充実しているのが特徴で、初心者から上級者まで幅広いユーザーから信頼を得ています。
さらに、API取引(自動売買)にも対応しているので効率よく取引ができるので、普段忙しい方にもおすすめの取引所です。



ステーキング銘柄の多さだけではなく、使いやすさも重視したい方はGMOコインがおすすめです!
3位: BITPOINT


SBIホールディングスの子会社が運営するBITPOINTは、多くの取引が手数料無料でできる仮想通貨取引所です。
TRXやIOSTといったマイナー通貨のステーキングも取り扱っているのが特徴で、高い年率も狙えるでしょう。
ステーキングできる銘柄 | ETH、SOL、DOT、ADA、AVAX、ATOM、TRX、IOST |
---|---|
年率 | 1~18% |
ステーキング手数料 | 無料 |
ロック期間 | なし |
報酬受取日 | 翌月5日 |
さらに手数料がかかりにくいだけでなく、入金の種類も幅広く対応しているため、ステーキングを始めやすい環境が整っているといえます。
また、初心者向けのアプリ設計になっているので、「使いやすい」と評判も高いです。



マイナー通貨でステーキングしたい方やコストを抑えて取引をしたい方はBITPOINTがおすすめです!
仮想通貨のステーキングにおすすめの銘柄ランキング
ステーキングを始めるなら、成長の見込みがある銘柄選びが重要です。
ここでは、ステーキングにおすすめの仮想通貨を紹介します。
それぞれの特徴をよく理解して、自身に合った銘柄を見つけましょう。
1位:イーサリアム (ETH)


イーサリアムは、仮想通貨の中でも知名度と年率が高いのが特徴です。
イーサリアムがPoSに変わったことで、これからより多く人がステーキングに参加する可能性が大きいため、長期保有がおすすめの銘柄といえるでしょう。
ティッカーシンボル | ETH |
---|---|
価格 | 263,564.70円(2025年4月6日現在) |
時価総額 | 31.79兆円(2025年4月6日現在) |
時価総額ランキング | 2位 |
ステーキング年率 | 年率約4~6% |
また、スマートコントラクトの基盤として、新しいサービスやアプリで使われており、将来性も高いといわれています。



ステーキング銘柄に迷っている方は、イーサリアムがおすすめです!
2位:ソラナ (SOL)


ソラナは、イーサリアムの代わりになる銘柄として注目されています。
送金処理がとても速く手数料が安いのが特徴で、今後の成長が期待できる銘柄です。
ティッカーシンボル | SOL |
---|---|
価格 | 17,487.87円(2025年4月6日現在) |
時価総額 | 9兆円(2025年4月6日現在) |
時価総額ランキング | 6位 |
ステーキング年率 | 年率約5~8% |
またソラナは、2020年3月にスタートした仮想通貨ですが、時価総額6位まで成長しており、勢いもある仮想通貨といえるでしょう。



NFTでの人気も高く、ステーキング報酬率も高めなので、成長を見込んだ中長期投資におすすめです!
3位:カルダノ (ADA)


カルダノは、少ないエネルギーで持続可能な仮想通貨を目指している点が、高く評価されています。
そして、機能のアップデートに合わせて、価格上昇やステーキングに参加する人の増加が見込まれています。
ティッカーシンボル | ADA |
---|---|
価格 | 95.35円(2025年4月6日現在) |
時価総額 | 3.36兆円(2025年4月6日現在) |
時価総額ランキング | 9位 |
ステーキング年率 | 年率約2~5% |
特にカルダノは、学者が研究を重ねて開発に取り組んでいるのが特徴で、安定感もある銘柄です。



環境面や安定性を重視したい方はカルダノがおすすめです!
仮想通貨でステーキングの始め方
ステーキングを始めるための手順は、大きく分けて3ステップです。
ここでは、仮想通貨でステーキングを始める方法を解説します。
口座開設を行う
まずは口座開設を行いましょう。
国内仮想通貨取引所の口座開設は以下の手順で作成できます。
- ステーキングに対応しているの取引所を選び、公式サイトにアクセスする
- 「口座開設」や「新規登録」のボタンをクリックし、必要情報を入力する
- メールアドレスに届いた確認リンクをクリックし、アカウントを作成する
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)を提出する
口座開設自体にかかる時間は、早くて数十分、遅くても1週間程度で口座開設が完了します。



本人確認書類は、有効期限内の物で四隅までしっかり写っているものにしましょう!
日本円を入金する
口座開設が完了したら、次は入金をしましょう。
手順は以下の通りです。
- 取引所にログインし、「入金」や「資産」のページを開く
- 日本円の入金方法(銀行振込、クイック入金など)を選択する
- 指定された金額を入金し、取引所に反映されるまで待つ
入金の反映時間は、早いと入金してすぐに、遅くても数時間以内には反映されるので気長に待ちましょう。
また入金の際は、取引所によって手数料がかかる場合があるため、あらかじめ確認しておくのが賢明です。



クイック入金は手数料が発生する場合がありますが、すぐに反映されるので、急いでいるときに便利です。
ステーキング対象銘柄を購入する
最後にステーキングに対応している銘柄を購入します。
以下の手順で、ステーキング銘柄を購入しましょう。
- 取引所の「取引」や「購入」のページを開く
- ステーキングしたい仮想通貨を選択し、日本円で購入する
- 購入した仮想通貨が口座に反映されたことを確認する
- 「ステーキング」のページで、購入した仮想通貨をステーキングに振り替える
以上が、口座開設からステーキングまでの基本的な手順です。
仮想通貨のステーキングに関するよくある質問
最後に仮想通貨のステーキングについての質問にお答えします。
ステーキングを始めると、よく出てくる疑問ばかりなので、ぜひ一度目を通しておきましょう。
仮想通貨でステーキングをすると税金はかかる?
ステーキングで得た報酬は税金の対象となります。
具体的には、仮想通貨の利益は「雑所得」にあたり、年間20万円以上の利益が出た場合は確定申告が必要になります。



ステーキングの報酬は、受け取ったときの時価で課税されるので、金額には注意しましょう!
ビットコインでステーキングはできる?
ビットコインはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しているため、ステーキングには対応していません。
ステーキングができるのは、PoSやDPoSなどのアルゴリズムを採用した仮想通貨です。



ビットコインでステーキングはできませんが、レンディングで利息を得ることは可能です。
ステーキング中に価格が下がったらどうなる?
ステーキング中に仮想通貨の価格が下がった場合、ステーキングの報酬としてもらえるコインの価値も下がります。
ただし、報酬として受け取るコインの数量自体は変わりません。
ステーキング報酬はいつ受け取れる?
ステーキング報酬の受け取り時期は、仮想通貨や取引所によって異なります。
報酬の受け取り時期は、ステーキング開始前に必ず確認しておきましょう。
ステーキングは途中で解除できる?
多くの場合、ステーキングは途中で解除することができます。
ただし、以下の点に注意しましょう。
- 解除するとステーキング報酬が受け取れなくなる
- ロック期間中は解除できない場合がある
- 解除手数料がかかる場合がある
- 解除後に資金が反映されるまで時間がかかる場合もある
まとめ
今回は、仮想通貨のステーキングについて詳しく解説してきました。
ステーキングについての理解が深まり、始め方から取引所選びまで、行動に移すまでのイメージができたと思います。
最後にステーキングのポイントを押さえておきましょう。
- ステーキングは保有するだけで報酬が得られる
- ステーキングは銀行や株式より高い利回りを得られる
- ステーキング中は時間をかけて資産を増やす
- ステーキングを始める前は通貨の将来性や利回りを確認する
ステーキングは時間をかけて複利の効果を利用すれば、より大きな利益につながりやすくなります。



ぜひとも本記事を参考に、成長できる銘柄を選び、ステーキングを始めてみましょう!
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